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第07回 女神の来日(受難編)

 前略おふくろ様、今回の「ふもっふ」では思わずテッサたんキターーー!!とイイ年ぶっこいて大喜びのみやもです。
 着替え→シャワーシーン(想像図)→スクール水着→人工呼吸(未遂)と徹頭徹尾テッサたんのポイントを稼ぎまくって、あたかもシリーズ後半に入るまで全く出番がなかった帳尻を一気に合わせようとするかのごとくこれでもかといわんばかりにあざとく萌えアピールするサービスカットの大攻勢は凄い勢いで驚かされましたが、しかし冷静沈着をもって生きるワタクシは「けっ、媚びやがって。こんなもんにダマされる俺じゃねえよ。さあ6度目の観賞だ!」と毅然たる態度をもって全裸に正座で映像に向かっておりました。それは嘘だけどなー!HAHAHA!落ち着け俺。

 ところでこの作品にかかってる表現の自主規制って、いまいち基準が分からないですな……パンチラはアウトだけど着替え時の下着姿モロはOKなのか。露出の割合ではなく、あくまで扇情度によって判断されるって事なのかなぁ??
 つーか今はまぁいいやそんなこと。テッサたんが出てさえいれば。


第08回 女神の来日(温泉編)

 日本での留学最後の週末、テッサは思い出作りにと温泉旅行を提案。宗介・かなめを初めとする友人一同はマオ姐さんとクルツを引率に迎えてお出かけした。宿に到着後、露骨なスケベを信条とするクルツは当然おとなしくしているわけもなく、風間信二、小野Dらと共謀して女風呂のノゾキを敢行。ところが彼らを待ち受けていたのは、厳重な警備用トラップだった!

   _、_ Good Job
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) 
フ     /ヽ ヽ_//
   n                n
 (ヨ )  エロメタルパニック ( E)
 / |    _、_     _、_    | ヽ
 \ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ /
   \(uu     /     uu)/
    |      ∧     /






 いやまあ、正直、度を超してあざといかなーとは思います。
 前回からテッサの使い方がポイントを押さえすぎていて、「とりあえず萌えてエロけりゃお前ら大満足だろ」的な計算高さが否めない……とはいえ、視聴者は視聴者で「ああそうさその通りさ」と開き直ってるし。どっこいどっこいか。

 演出面ではAパート、女性陣が温泉に入ってから小物を使った「さりげない局部隠し」を連発してある種のギャグにしているのが目に付きます。これ自体はエヴァ(第2話だったかな?)の落ち穂拾いとも云えるベタな手法でとくに新鮮味があるわけではないものの、テンポの良さを活かして軽い笑いを常時誘う趣です。最近は色んなアニメが色んな切り口から表現規制に挑戦してるなぁ。

 そんなこんなで、Aパートの萌えエロもサービス精神旺盛で確かに良いっちゃー良いんですが、『フルメタル・パニック』の作品性を考えれば、やっぱり注目はBパートでしょう。ノゾキに命を賭ける男たちの必死な行軍には魂が揺さぶられます。
 まず、野郎3人が真顔で地図を囲みながら作戦会議する絵面からダメ人間エンジンがフルスロットル。トラップによる被害→新兵の尻込み→指揮官のマジ語りで感動……という流れもパロディズム全開でステキです。
 クライマックスの「種割れ→覚醒」というシーンはガンダムSEEDネタらしいですな。あのアニメあんまり観てなかったんでよく知らないんですが、とにかく風間がカッコイイぞ!アホだ!

 作画・動きに関しては、相変わらず安全牌ぶりを発揮してますね。常に平均水準よりも頭ひとつぶん上を維持する地力に感心しきりです。それゆえの短期シリーズなんだろうけど。

[追記]
 まさかこんな形で「彼女は最高よ」(前シリーズ終盤における迷場面の迷台詞)がセルフパロディされるとは。


風間が悶絶して鼻血を出したシーンの元ネタ


第09回 仁義なきファンシー

 ある日、お蓮さんこと美樹原蓮(みきはら れん)の「父が経営する小さな会社」が苦況にあることを知る宗介とかなめ。偶然にも組員のひとりが以前ボン太くんに叩きのめされた男だった(第3話Bパート参照)ためそのツテで用心棒&戦闘インストラクターを依頼されるが、当然のようにボン太くん=宗介が組員達にほどこすトレーニングは「ふつーのヤクザ」のやり方とは全く違っていて……というお話。

 てなわけで、ボン太くんによるヤクザ屋さん訓練編です。
 基本的な組み立ては「やりすぎのウォークライ」と同じなんですが、あちらは弱小ラグビー部のヘタレ部員をいっぱしの"兵隊"へと変貌させてしまうという、当事者の内的なギャップをネタにしたのに対し、今回は血の気の多さで先走りがちなヤクザ屋さん達と、彼らに効率的な軍事行動を教え込もうとする教官との間に生じる相対的なギャップを使ったお話。
 加えて、可愛らしい着ぐるみのボン太君がコワモテのオッサン達をどやしつけるという構図をかけているため、ここでは二重のギャップが笑いを作っています。おまけにクライマックスではボン太くんたち(!)による一大制圧戦が……。

 そもそも本編・外伝(ふもっふ)ともに『フルメタル・パニック』の主眼は戦場の思考言動を平和な日本にそのまま持ち込む男によって起こる騒動を描くところにあるわけで、フレームだけなら実に基本的かつ古典的なカルチャーギャップ・ムービーのそれであります。今週の「仁義なきファンシー」(すげぇサブタイ)はまさにそのおおもとの立脚点が生かされたエピソードで、当作品のあるひとつの「目安」と見なすことができるのではないでしょうか。

 ただ、注意しなくてはいけないのは、それらはすべてアニメというよりは原作の筋立ての勝利だという点。
 アニメとして評する場合はトータルな演出→カットの割り方、カメラの動かし方、キャラの所作、声優演技、BGM、画面および音のエフェクトなどなどの項目から考えなくてはいけませんので、そうなると現時点では第1話Bパート「空回りのランチタイム」、第4話Bパート「暗闇のペイシェント」、第8話「女神の来日(温泉編)」がシリーズ中ベスト3になると思います。



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サブタイトル一覧

 話数 サブタイトル 放映年月日
第01回 南から来た男/空回りのランチタイム 03/08/25
第02回 鋼鉄のサマーイリュージョン 03/09/01
第03回 芸術のハンバーガーヒル/一途なステイク・アウト 03/09/08
第04回 押し売りのフェティッシュ/暗闇のペイシェント 03/09/15
第05回 純で不純なグラップラー/善意のトレスパス 03/10/06
第06回 やりすぎのウォークライ 03/10/13
第07回 女神の来日(受難編) 03/10/20
第08回 女神の来日(温泉編) 03/10/27
第09回 仁義なきファンシー 03/11/03
第10回 ままならないブルーバード 03/11/10
第11回 五時間目のホット・スポット 03/11/17


妥協無用のホステージ TV未放映
すれ違いのホスティリティ TV未放映



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